良光 麗華

【概要】

世界の平穏を守護する神の一族：竜神族の一族のひとつである良光家の長女。竜神と人間の両方の血を引く半神半人であり、普段は普通の人間の姿をしているが、神の力を行使する際は竜の角・翼・尻尾を生やした竜神の姿に変化することができる。世界の平穏を司る神としての役目を務める傍ら、ミュージシャンとして活動している。エリートの多い竜神族では珍しい頭の悪い子であるが、本人はあまり気にしていない。天然で甘えん坊な性格。

竜神族が持つ自然の力を操る神通力のうち、地属性の力の扱いに長けている。固有能力（竜神族が一柱につき必ず一つ持つ特別な力）は清浄な気で満ちた神々の住まう世界の一部を召喚し、穢れを浄化する能力。

同じく竜神族である海原照平は幼馴染であり夫でもある。

 

 

【竜神族としての実力】

癒しの力を扱うことが得意であるため、心身が傷ついた者を癒すことに長けている。前世は自然の世界に棲む獣の姿の竜神であり、竜神族に仕える神の使いとして世界の平穏を守護する務めを果たしていた。

 

 

【ミュージシャンとしての活動】

かつて「REIKA」という名義でミュージシャンとして活動しており、ロック・ヘヴィメタル・テクノポップ等の幅広い音楽のジャンルで活動していた。歌唱・演奏・作詞作曲だけでなくダンスによるパフォーマンスも得意。現在は育児に専念するため芸能活動を休止している。

 

 

【家族】

父・母・7つ年下の妹と9つ年下の弟がいる。現在は夫と子供２人の４人暮らし。母・妹・弟・実子２人は竜神族の血を引いた半神半人。かつて竜神族は太平洋戦争の影響で信者と信仰心を多く失ったことで神としての権威が衰えてしまった過去があり、信仰を取り戻すために様々な形で人々の信仰心を集めている。良光家では、かつての竜神族の栄光を知る彼女の祖母が信仰心を集められない者は出来損ないと考えているため、何かしらの形で人々の役に立つことや魅了する存在となって信仰心を集めることを絶対信条としている。ただし、麗華は信仰心を集めるためにミュージシャンになったわけではなく、好きなことを職業にしただけなので一族の絶対信条については特に深く考えていない。

 

 

【交友関係】

竜神族は神の一族であり、戦前までは人間とはある程度一定の距離を置きつつ親密な関係を築いていたが、現在では人間社会に溶け込んで生活しているため、普通の人間と同じように近所に住む人間や仕事仲間や友人といった周囲の人間と親密に接している。麗華も例外ではなく友人や仕事関係の仲間をはじめ、普通の人間と同じように周囲の人間と接している。また、竜神族は古くから悪行を働く妖怪や魔物に対しては世界の平穏を乱す存在と見なして調伏してきたが、悪行とは無縁な妖怪や魔物に対しては人間と同じように親密な関係を築いている。夫を通じて知り合った闇の魔族であるアントラークや鵺である夜鳥観世とは親友として親密な関係を築いている。

 

 

【趣味】

重度のオタクである夫の影響でアニメやゲームが好きになり、それが高じて趣味でコスプレをするようになる。ミュージシャンとしての素性を隠してイベント等で度々コスプレを披露するが、衣装や装備の制作にこだわる友人（夜鳥観世）の協力もあって、コスプレイヤー界では「神」と言われている。